祝う・転ぶ・みる・起きる・挨拶する

01

あけましておめでとうございます。

なにかに足がひっかかって
こりゃやばい、と思ってるうちに転倒。
急いで放り出された荷物を拾って、信号を渡った。
体のどこもそんなに痛くない。
カメラ落としたけど写るみたいだし問題なし。
はははと古本屋に寄ったあとで家で普段着に着替えたら
ひざが直径 4cmほど、近所の家庭菜園よろしく
赤黒く掘り返されていて、呆然と眺めた。
アスファルトって表面が荒い紙やすりみたいで
人が転ぶには向いてないんじゃないか。とか思う。
とりあえず絆創膏しといたけど
しみるのが恐くて風呂にも入らなかった。

大晦日、紅白歌合戦をぼんやりとみる。
いかにも贅沢な祭り。
何十年と年末の番組として定着していることの
重みがあるであろう紅白歌合戦の舞台に
やんちゃな鶴瓶さんの司会が飛び込んだことが
目玉のひとつだと思うけれども、
思った以上にまとまっていて
なんかなるほど紅白だと安心感に納得。
ここまで規模や影響が大きな
テレビのショー、しかも生番組なんて
考えるのも作るのも実行するのも大変そうだ。
演歌って、筋が太く通った声を
のばしたり停めたり力をこめたりして
なんか書をみるのに似てるかもと思ったりした。

年越しそばを食べて、部屋の中で
興味本位だけどそれを知らしめたくない被写体に
どれくらいの可能性があるのかないのかと
課題らしきものを思いつくも深く考えることなく
ぼんやりと寝転びながらカメラをいじくり
力ない時間の過ごし方だなーと
正月を向かえてあとは寝るしかない
ぽっかり空いた時間は静かでゆっくりしていて
こう何もしなくていいのが
一種贅沢なのかしらんとも思うけれど
変化のない見なれた周囲の真ん中に
座っているだけではやっぱり退屈で
手もとの本とか読みながら眠ってしまいました。
気がついたら昼で、姉の家族が全員揃って来ていて
雲から落とされたように一気に目が覚めた。

書かなくてもいいような年越しでした。
本年もよろしくお願いいたします。

02


— posted by KaitenZ at 02:53 am   commentComment [2] 

障る・知る・みる・読む

010

ちょっと遠くまで散歩したら、足の裏がひりひりと。
身体を動かすたびに見えない刺激がいちいち散らばってかんに障る。
水ぶくれが割れたのか触るとうっすら湿り気が。

夜に写真を撮ると、目で見ている風景と
まったく別の色が表れたりする。
自分には真っ暗な路地に見えているのに
カメラはそばに立っている街路灯の光を察知してか
すごく明るい写真が撮れたりする。
思ったような写真が撮れなかったことにがっくりとしながらも
なんだこの違い、なんて目が敏感なやつなんだ。
こんな暗い場所を
こんな舞台裏での告白みたいな色で捉えることもできるのか。
人間だったらどんな顔をしてるんだろう。などと
自分の目とカメラのレンズの違いを面白く思ったりしていたんだが。

実はこういう違いが起こるのは
デジカメの側で明るさを自動調整してくれていたんだと。
よくわかっていないが
画面全体が暗すぎる場合には
デジカメがわざわざ明るく写るようにしてくれているというのである。
なんておせっかいなやつなんだ。
デジカメとはそんな自分で考えられるようなものだったかと
長年使ってきた道具の意外な人間くささにちょっと感動するとともに
そういう性格ならこちらの対応の仕方も
ちょっと考えないといけないのかなと
最近あらためてマニュアルを読み直したり
インターネットでカメラの基礎知識を学んだりしている。
うあっ。
なんだー露出補正って。そんなことができていいの? って感じ。
なんとなくデジカメが捉えた生の光を
好き勝手に操作しているような悪い印象があるんだけど。
いやでも、もともとデジカメだって勝手に決めた光の具合だし。

テレビのバレエ番組をぼんやりみていたら
サティのグノシェンヌを踊ると言われ、なにっと思う。
舞台は全体が暗い青一色に照らされ、みているだけで
底冷えしそうな印象。
シンプルでわずかな飾り気の音楽、衣装、と
たいへんな緊張感の中で
感情少なく無表情に禁欲的に幾何学的に、
ときに肉体をもて遊ぶようなユーモラスな動作をする男女二人。
くっきりした流れが目に見えるような、
繊細で大胆で正確で鋭いおどりでした。
サティの音楽に寄り添う動き、なんてものがあるんだなあ。
いいものをみた。

古本屋でマーヴィン・ピーク
「行方不明のヘンテコな伯父さんからボクがもらった手紙」(国書刊行会)
立ち読み。
北極で相棒を従えて冒険しているおじさんの
気まぐれな手紙を集めてできている本で、
一通ずつ間をおいて読むと楽しめそう。
タイプライターの手紙であることを示すために
文字の並びを不安定にしたり
文字ごとにフォント色の濃淡を変えたり、
手書きの修正を加えたりしている凝りよう。
本を作った方の心意気がうれしい。

著者がボンゾ・ドッグ・バンドの
ヴィヴィアン・スタンシャルが読んでいた、と
どこかで読んだ気のする「タイタス・グローン」を書いた人だ、と
後書きにあって驚く。
「タイタス・グローン」は一度読んでみようかと本屋で現物をみたら
厚揚げみたいな分厚さのうえ他二冊とあわせて三部作ときて
狭い棚でいかつい肩をぎゅうづめに並べた三冊の存在感は
地獄の門のあえいでいるような人間どもと
なんとなくイメージが重なって
読んでみようという一歩が踏み出せなかったんだけど、
どうかなあ今は。読み通せるかなあ。

行方不明のおじさんは
タイプライターのガタつきぶりに反して
なかなかきちんと整った読みやすい文章を送ってくれていて
ロマンチストなのは言うまでもなく、結構な紳士ぶりが想像できます。

020

030

040

050

060

070

080

090

100

110

120

130

140

150

160

170

180

190

200

210

220

230

240

250

260

270

280

290

pixivというサイトで絵を発表しています。
興味のあるかた、よろしければお寄りになってください。

http://www.pixiv.net/member.php?id=14967Link


※2007.11.13追記
上記リンクしたアドレスの絵をみるには、pixivのユーザー登録が必要です。
pixivは絵を描く人同士がコミュニケーションするためのサイトです。

— posted by KaitenZ at 11:06 am   commentComment [2] 

選ぶ・試す・読む

親がデジカメを買うと言い出す。
機種はあんたに任せるとか言われて選んだんだけど
正直カメラの性能のことはよくわからず
いいんだか悪いんだか混乱したままこれと決める。
うちの親が写真やカメラにこだわっているのは見たことがないし
後は適当に使っていくと思われ、もう知らん。

一点、付属ソフトが
いま使ってるパソコンに対応してないのが不安だったけど
USBマスストレージでファイルが確認できたので問題なし。
説明書でカメラからの画像自動転送機能とか知って
自分的にはそこまで利便性を貼り付けていくものかと
多少の違和感もあり。
かえってもののしくみをわかりづらくしてるんじゃないかなと。

親はとりあえずのテストで家の周りなどいろいろと写している様子。
自分も散歩に出るときに一度使わせてもらったんだが、
ははー。小さくてかえって落としてしまいそう。
電源 ONしてすぐ使えるのがいいな。

01

02


自動フラッシュデフォルトなのか。
起動ごとにフラッシュ OFFするのがちと面倒。

03

04

0502

06

07


っと。

08

09

10


自分のデジカメとの違いがよくわからないな。
昼ならもっとあざやかな光が撮れると思うけど。

11

12


みたいな感じに写った。
画像が撮影モードの設定で 1/8 に圧縮されているせいか
なんだか粗い感じがするなあ。

金井美恵子「目白雑録」(朝日文庫) 読む。
文壇と映画の話題が豊富な、爽快な毒舌の雑談エッセイ。
文章のテンポの快適さと話題の切り替えの素早さは
快速、急ハンドルのドライブを楽しんでるよう。
読んでみたい、観てみたいと思った本、映画がいくつか。

— posted by KaitenZ at 02:38 am   commentComment [3] 

たしかめる

最近撮った写真で、画像張り付けをテスト。。

01

02

03

04

05

06

07


おわり。

— posted by KaitenZ at 05:41 am   commentComment [7] 

育てる

写真の面白い撮り方を思いついた。
まだひとりで勝手に面白がってるレベルですが
人様にお見せできる作品ができるようになるといいな。

カメラに限らずだけれど
手持ちのツールの新しい側面がみつけられると
やる気がでてくるもので、
本当は小手先の思いつきに満足してる場合でもないのですが
それでもいまは、これから何ができるもんかとの期待で
気分が浮いて仕方がない、
我ながら調子に乗ってる感じです。

そういえば最近、好きだけど題名がわからなかった曲の名前が判明した。

ガブリエル・フォーレ「シチリア舞曲」。
「ペレアスとメリザンド」という戯曲の付随音楽中の一曲らしい。

初めて聴いたのは 20年くらい前だし
知らずと力を込めていた身体に気づかされ、緩さを実感したような爽快感だ。
メロディの聴きやすさから
マーク・ゴールデンバーグのような現代作家の作品かと思ってたら
クラシックの範疇に入る作曲者だったので、そうなのかと。
ひとつのヒントから知識が引っ張り出されて
ピントがボケていた作品像がどんどん鮮明になっていくのが
快感といえば快感。

このきれいで神秘的で切ない曲がどういう場面を表しているのか
劇の内容も気になるところですが、知りたくない気もする。
自分勝手な何かに当てはめておきたい気もする。

— posted by KaitenZ at 10:30 pm   commentComment [2] 

<< 2008.5 >>
SMTWTFS
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
 
T: Y: ALL:
ThemeSwitch
Created in 1.4617 sec.